試験科目の概要
USCMA試験は、以下の2科目から構成され、科目合格制度が採用されています。
| 試験科目 | 試験時間 | 内容 | |
| Part1 | Financial Planning, Performance, and Analytics (財務計画、業績管理および分析) | 4時間 | 四択問題100問:3時間 記述問題2問:1時間 |
| Part2 | Strategic Financial Management (戦略的財務管理) |
USCMAになるには、上記Part1およびPart2と呼ばれる2科目に合格する必要があります。
問題の形式は、両科目とも共通で、四択問題100問と記述式の問題2問が英語で出題されます。
ただし、記述問題に進むには、四択問題で5割以上の正答が必要です。
また、四択問題を3時間以内に終了した場合、残り時間を記述問題に繰り越せます。
両科目とも500点満点で、360点以上で合格です。
2025年6月よりUSCMA(米国公認管理会計士)の日本語試験が新たに実施されることが発表されました。
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出題範囲
出題範囲は以下の通りで、パーセンテージは各トピックごとの出題される割合を示しています。
Part1:Financial Planning, Performance, and Analytics(財務計画、業績管理および分析)
| 出題範囲 | 割合 | |
|---|---|---|
| External Financial Reporting Decisions | 財務諸表報告の意思決定 | 15% |
| Planning, Budgeting, and Forecasting | 計画、予算および予測 | 20% |
| Performance Management | 業績管理 | 20% |
| Cost Management | 原価管理 | 15% |
| Internal Controls | 内部統制 | 15% |
| Technology and Analytics | テクノロジーと分析 | 15% |
この科目は、企業の財務計画、予算策定、原価計算、業績評価など、企業の財務活動を数値的に分析する能力が問われます。
Part2:Strategic Financial Management(戦略的財務管理)
| 出題範囲 | 割合 | |
|---|---|---|
| Financial Statement Analysis | 財務諸表分析 | 20% |
| Corporate Finance | 企業財務 | 20% |
| Decision Analysis | 意思決定分析 | 25% |
| Risk Management | リスク管理 | 10% |
| Investment Decisions | 投資意思決定 | 10% |
| Professional Ethics | 倫理 | 15% |
この科目は、企業の戦略策定、投資評価、リスク管理など、より戦略的な視点からの財務知識が問われます。
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USCMAの合格率
USCMAの合格率は、IMAによると全世界平均で以下の通りです。
| 科目 | 合格率 |
|---|---|
| Part1 | 50% |
| Part2 | 50% |
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